メニュー

痛風の治療

痛風とは?

痛風(つうふう)は、体内の尿酸が過剰になり、関節内に結晶化して炎症を引き起こす病気です。特に足の親指の付け根(第一中足趾関節)に激しい痛みが生じることが特徴で、男性に多く見られます。痛風は生活習慣病の一つとされ、食生活や運動不足が発症の要因となります。


痛風の原因

✅ 高尿酸血症(尿酸値が7.0mg/dL以上)
✅ プリン体の過剰摂取(ビール・レバー・魚卵など)
✅ 腎機能の低下(尿酸の排泄が悪くなる)
✅ 肥満・運動不足
✅ アルコールの摂取(特にビール・焼酎)


痛風の症状

痛風発作(関節炎)
  • 突然の激痛(主に足の親指)
  • 赤く腫れて熱を持つ
  • 3~7日で自然に軽快するが、再発しやすい
慢性期(痛風結節)
  • 長期間放置すると、関節や腎臓にダメージ
  • 結節(こぶ)ができ、関節の変形や腎障害のリスク

痛風の診断

✅ 血液検査(尿酸値測定)
✅ 関節液検査(尿酸結晶の確認)
✅ レントゲン・超音波検査(関節の異常確認)


痛風の治療

急性期(痛風発作時)

✅ NSAIDs(非ステロイド性抗炎症薬)で痛みを抑える
✅ コルヒチン(発作予防・軽減)
✅ 患部を冷やして安静にする

慢性期(尿酸値管理)

✅ 尿酸生成抑制薬(アロプリノール・フェブキソスタット)
✅ 尿酸排泄促進薬(ベンズブロマロン)
✅ 生活習慣の改善(プリン体を控える・運動・水分摂取)


まとめ

痛風は、高尿酸血症による関節炎で、激しい痛みを伴います。 発作時の治療とともに、尿酸値を管理し、再発を防ぐことが重要です。 「足の親指が急に腫れて痛い」「尿酸値が高いと言われた」などの症状がある方は、お気軽にご相談ください。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME